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東海地区でも残暑の影響で暑い日々が続いております。田んぼの稲も出穂を終え、刈取りシーズンに突入しております。

 

各地で田植えが始まる少し前のお話ですが、当社社員に負けないくらい土づくりに熱心な三重県内のJA職員様より、「米・食味コンクールで金賞を受賞された方にお会いして勉強したい!」との熱い想いを受け、金賞受賞歴のある岐阜県の農業法人様との情報交換会を行いました。

 

金賞米写真 金賞米加工②

 

 こちらの農業法人様では、農業を引き継いだ際に今までの固定概念にとらわれず、上手に栽培されている生産者様の栽培方法を参考にしたり独自で調査を行い、色々な肥料を試したりと創意工夫を繰り返し金賞米に辿り着いたとの事です。

 当社の農力アップを使用し始めてから金賞受賞にもつながったとうれしいお言葉もいただけました!

 

 当日は熱い質疑応答が行われ、実際に栽培圃場を見に行ったりと自分自身も大変勉強させていただき、非常に有意義な一日となり、JA職員様も大満足のご様子でした。

 

今後も情報交換会などを通じて様々な方々との意見交換を行い、土づくりと米づくりをより一層盛り上げていきたいと思います!

んにちは。

今回は土壌診断のための土壌採取の方法をまとめたいと思います。

 

ぜひ2月に更新した「土壌診断のすゝめ」も合わせてご覧になってください!

 

 

 

1 用意するもの

 

土壌診断①

 

 

○移植ごて(300円程度)〈写真:下〉

 ※土壌診断スコップを(1万円程度)〈写真:上〉お使い頂いても構いません。

土壌診断スコップをお使い頂くと、簡単にきれいな円柱状で土壌を採取することができます。

 

 

 

 

2 採取箇所の選定

 

目的に応じて調べたい圃場もしくは場所より、少なくとも5か所から土壌を採取します。

5か所を混合することで、その土壌の平均的なサンプルとします。

採取箇所は圃場から万遍なく、下図のように対角的に選ぶとよいでしょう。

 

 

土壌診断2

 

 

 

 

3 採取方法 

3-1. 移植ごてを使用する場合

 

 

①まず表層を1cm程度削った後、縦に土壌を掘り、面を出します。

耕うん機等の深さ(10~15cm程度)を確保してください。 

 

図③

 

 

 

  ②次に面に向かって縦に円柱状に掬います。 

 

土壌診断4 

 

 

※必ず面で土壌を採取してください。 

図④図⑤

 

 

 上図のように三角錐状に採取してしまうと、表層と下層では養分量にバラつきがあり、正確な土壌診断が行うことができません。

 

 

 

③調査5か所から採取した土壌をよく混ぜます。

 

土壌診断7

 

 

 

④分析機関にもよっても異なりますが、250g程度の土壌を採取し、お近くの分析機関にお持ちください。 

 

 

○採取した土壌を乾燥する場合、風通しの良い日陰の場所に、薄く広げてください。条件にもよりますが、2日間程度で風乾します。

 

※この際ゴミなどの異物が混じらないようご注意ください。 

 

 

○風乾した後篩をかける場合、園芸用の2mm程度の篩を使用し、篩ってください。

簡単にほぐれる大きな塊は手でほぐして篩にかけます。篩下を分析に用います。

 

※この際も同様に篩掛けした土壌に異物が混じらないようにしてください。

 

 

以上の乾燥と篩掛けを行っておくと、分析機関でスムーズに分析しやすくなりますので行うことをお勧めいたします。

 

 

 

 

3-2. 土壌診断スコップを使用する場合

 

土壌診断スコップを使用すると、簡単に円柱状に土壌を採取することができます。

土壌に対し垂直に挿して、回し、引き抜きます。

同じように5か所より採取し、混合し、乾燥や篩を行い分析機関にお持ちください。

 

土壌診断8

 

 

 

土壌の採取は、一般的に作付後に行うと良いでしょう。

(水稲などの場合、収穫後の土壌が乾燥している状態だと採取しやすいでしょう。)

 

土壌診断を行い、農作物への肥培管理にお役立てください。

 営業の長井です!

平成298月愛知県東海市のハウスに定植されたふきが、平成304月に収穫期を迎えたので見学してきました。

 

fuki

 

 

ふきはキク科の多年草、愛知県は全国シェア40%以上で出荷量日本一です。

ふきはこの時期に収穫のピークがくるように栽培をされている訳ですが、それはいったいなぜでしょうか?

理由は、「たけのこ」と関係があります。煮物として料理をされる際一緒に炊かれる「たけのこ」の収穫時期にふき需要が最も高まるからです。

 

 

今回見学させて頂いた生産者は、6月中に苗づくりを行い、7月に土壌改良材化成肥料を散布し、8月から9月に定植をします。

土壌改良材として試験区に当社肥料S-ミネカルを、対照区に石灰質肥料を、どちらも10aあたり100kgずつ手散布して頂きました。化成肥料は両区同じです。

 

 

 

4月の収穫作業は朝6時から始まり、ハウス内の気温が高まるのを避け、正午前に終わらせます。

 

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ふきはきゅうりと同様、植物体中の水分含量が高く、その水分保持や傷が付きやすいために取り扱いに注意が必要です。収穫されたふきはすぐに稲わらで作ったこもで巻かれました。

 

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してその後は重さによる選別作業を経て包装されます。

この包装作業を少しお手伝いしましたが、葉を折りたたみ、束が同じ重さになるようラッピングするのが難しくなかなかうまくできませんでした。

 

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収穫後は、圃場を掘り起こすそうです。

毎年株を更新し、土壌消毒をされていると教えて頂きました。

 

 

 

いただいたふきを私の家では母が油揚げと一緒に煮てくれました。

新鮮なふきのしゃきしゃきとした触感と、香りを楽しむことができました。

 

これまで何気なく食べてきたふきですが、今回の料理方法、味付けなどで興味が持てました。

こうした季節の野菜の味と香りは“舌で”つながってゆくのだと思いました。

 

食べるために少し手間のかかることもありますが、私のような消費者が旬の野菜を手に取る、そんな“一票”を投じる先に食を支える人たちがいることを改めて感じることができました。

   今回、老朽化水田に対しての農力アップの必要性についてご紹介させていただきます。

 

  作土中に粘土が少ない水田で、水稲耕作を長年継続した結果、鉄などが著しく溶脱した土壌で老朽化が起こります。

  土壌中の活性鉄が欠乏した水田に土壌有機物や含硫酸根肥料を施用すると、硫化水素が発生し根をいためるために秋落ち現象を起します。

  主に酸性岩を母材として耕土が浅く、粗粒質で下層は透水性のよい砂質または礫質の土壌に多くみられます。

 老朽化水田(杉本課長補佐)

  

  一般の水田土壌では鉄の含量は比較的高いです。しかし長期の耕作により、作土中の鉄が下層に溶脱して少なくなります。

 

  老朽化水田の若返りのためには、鉄含有資材を施用することが必要です。

  水稲の根を防ぐためには、遊離酸化鉄として1.54%程度あるのが望ましいです。また地力増進指針では0.8%以上が基準となっています。

   硫化水素ガスなどによる根腐れが発生する水田には、鉄含有資材の活用をおすすめします。

 

  当社農力アップは、ケイ酸や鉄を含む土づくり肥料で水田の若返りにピッタリの肥料です。ぜひご検討ください。