田植えが早い地域では水稲の出穂期を迎えて籾の登熟が進んでいく中で、7月は全国的に雨が続いており、稲作にとっては厳しいシーズンになっているかと思います。

 

異常気象と言われていた天候不順が常態化している昨今において、品種の特性、栽培・水管理、施肥管理、土づくり等あらゆる観点でかける手間ひまが、天候不順に負けずに十分に登熟できる健康な稲への成長へと繋がっていきます。

 

その中で、土づくりの観点からケイ酸補給による水稲への効果を記載いたします。

 

まず水稲はケイ酸を非常に多く吸収する作物であり、その吸収量は窒素の約10倍と言われております(収量500kg/10aの場合、ケイ酸は約120kg/10a吸収)。

 

ケイ酸には、葉を立たせるとともに茎を丈夫にさせる効果があり、受光態勢の向上や倒伏の軽減に繋がります。また根張りもよくさせるため養分や水分の吸収力を高めます。

 

受光態勢をよくさせると光合成能力が高まり、根から吸収された多くの養分や水分が籾へとしっかり充填されるため、良質なお米が獲れやすくなります。

 

一方天候不順の条件下だと水稲の活力は弱まり、籾への養分や水分の充填がしっかりされないまま登熟を終えてしまってお米の品質低下や減収に繋がります。

 

その対策として稲わらのすき込みを行って養分を土壌へ還元させるとともに、それでも不足するケイ酸を農力アップなどのケイ酸質肥料で継続的に補給することで、天候不順時でも安定的な品質、収量の確保ができる健康な稲づくりに繋がります。

 

 

今後も健康な稲づくりの一手として農力アップを施用していただき、天候不順に負けない稲づくりや品質・収量の安定化に寄与できますと幸いでございます。