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今年もお米の収穫を終え、冬に向けての身支度を進めている時期かと思います。

 

今回は多収米品種と農力アップの相性についてご紹介させていただきます。

 

 

毎年全国各地で多くのコシヒカリが作付けされております。

 

近年、異常気象の影響や農家の手取りを確保するためにも、低コストの多収米品種を作付けする農家の方が増えており、「多収米品種にも農力アップを施用して効果があるのか?」というお声をたくさん頂いております。

 

多収米品種はその名のごとく反収が多く、その分土壌から多くの養分を吸収します。

 

水稲はケイ酸を窒素の約10倍量吸収すると言われますが、毎作施用する化成肥料に比べて土壌改良材(ケイ酸質肥料など)を施用しない農家の方がほとんどです。

 

その結果、地力低下となり、収量減につながります。

 

農力アップは溶けやすくて吸収効率の高いケイ酸を主とし、その他に苦土・鉄・微量要素と土づくりに有効な成分を豊富に含んでいます。

 

多収米品種も安定的な収穫量を確保するために、農力アップを施用していただくことをおすすめしております!

 

ブログ図20201207

 

暑さも和らぎ収穫の季節となりました。

 

 

生産者のお力を借りて実施している農力アップの施用試験水田でも収穫をむかえ、

 

先日収量調査用稲の刈り取りをおこないました。

 

 

天気が良くない日が数日続いた事もあり水田はややぬかるんだ状態でしたが、

収穫当日は天気に恵まれ収穫日和となりました。

 

 

試験内容としては農力アップを施用した区域と施用していない区域で比較をして

結果を出すのですが、最終的な結果が出るまではドキドキです。

 

 

ブログ写真20201014①

 

ブログ写真20201014②

 

 

  

曇天による日照不足や猛暑日など人にも稲にも大変な年だったかと思います。

 

当社の土づくり肥料が良いお米作りの手助けとなれば幸いです。

 

 

 

 

 

 こんにちは!営業で埼玉県を担当させて頂いています。

今回は埼玉県北部地域で行った二毛作への農力アップの試験事例をご紹介します。

 

埼玉県北部地域では、11月頃から小麦、6月頃から水稲を栽培する二毛作農業が行われています。

そこで農力アップを小麦の播種前に水稲分も施用し、水稲の前には土壌改良材無施用で、収量にどのような影響があるのか従来の石灰質資材と比較調査しました。

 

次の表は小麦の試験概要と結果になります。

 

ブログ表1_20200819

 

 ブログ表2_20200819

 

従来の石灰質資材の代りに、農力アップを施用した小麦の収量が増加しました。

 

小麦は好適pH6.0から7.0で、酸性に弱い作物です。

また小麦は水稲と同様にケイ酸をよく吸収し、ケイ酸には葉や茎を丈夫にする効果があります。

 

農力アップは可溶性ケイ酸・アルカリ分・く溶性苦土・く溶性マンガンを保証し、ホウ素・モリブデンなどのミネラルを含んだ麦作での土づくりにも適した肥料です。

ぜひ麦づくりにも農力アップの施用をよろしくお願いします。

こんにちは。

東日本の営業マンです。

 

今回は自宅のブルーベリーの生育について、個人的な感想も含めて載せてみました。

 

下記の画像は2019年、2020年にそれぞれ撮影したものです。

2019年の時に生育期間中に面白い現象が起きたので、2020年まで経過観察しました。

 

<圃場条件>

・土地はもともと河原であり、200メートル先には川が流れている。

・土を掘ると砂より礫(レキ)、また岩が出てくる土地である。

・通気性(良)、保水性(悪)。

・品種(ハイブッシュ系)隣にもう1本有り。

・定植(2018年)

 

 

 

<2019年9月11日撮影>

 

ブログ写真冨田係長①

 

・新梢(しんしょう)の葉色が葉脈を残し黄緑色になっていた。

・まず微量要素欠乏(マンガン欠乏)を疑う。

・農大式簡易土壌診断(みどりくんN)でpHを測定(pH5.4であった)

(高pHによる微量要素欠乏ではないと判断。)

(ブルーベリーの一般的な好適pH4.5~5.2)

・次に鉄欠乏も考えられる。

(翌年には自然に回復した例もあるようである)

・pHを上げすぎないように一握りだけ土壌改良材「ミネカル」を施肥。

【ミネカル含有成分】

石灰40%、酸化鉄20%、ケイ酸10%、苦土3%、マンガン3%、リン酸1%、ホウ素0.02%

・秋から冬にかけ落葉

 

 

 

<2020年5月12日撮影>

 

ブログ写真冨田②

 

・ミネカルの効果かは定かではないが、今年は新梢も順調である。

・花もついているので少し収穫出来るといいのですが...。

 

 

※このまま経過を観察し、実が付いたら食してみたいと思います。