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最近、お茶から野菜に転換している畑が多くなってきました。

お茶は酸性を好み、土壌pHは3~3.5ととても低いです。
お茶に適した土壌では、そのまま野菜など作付けすることができません。

野菜や果樹に改植しても、お茶の土壌では生育できずに枯れてしまいます。
そこで必要なのは、S-ミネカルです。

S-ミネカルは石灰・苦土・リン酸のほか、
微量要素を多く含んでおり土壌pHを7.5まで高めても生育不良を起こしません。

また土壌pHを高めることで、追加施用しなくても長年維持されます。
土壌pHの安定化は、農作物の生育を助けます。

散布時も舞い上がりづらく、扱いやすい商品です。

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改植を予定している茶園


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改植し畑の右半分にS-ミネカルを散布、土壌pH3.5から7に改良したところ


また畑、ハウスの、ミネラル補給(100~200kg/10a施用)としてもお使いいただけます。

営業マンの山中です。

平成29年1月20日、に当社にて土づくり勉強会を行いました。

今回の勉強会は、長野県須坂園芸・創成高等学校の教諭であります
竹元幸一先生の講演と当社の肥料工場見学が行われました。

 

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竹元先生の講演内容は、「水稲多収の取り組み」です。


~竹元幸一先生のプロフィール~


現職:長野県立須坂園芸・創成高等学校 教諭

経歴:山形大学大学院農学研究科を修了後、長野県立須坂園芸高等学校(非常勤講師)、

山形県立農業試験場庄内支場勤務(臨時任用)を経て、

平成19年より長野県立須坂園芸・創成高等学校教諭として現在に至る。




竹元先生は、高校生と共に平成21年から「水稲多収プロジェクト」を始め、

2年連続で10aあたり1tのお米を収穫しました。


その圃場を調べてみると、多収であった水田では「鉄」が豊富であったそうです。

私は竹元先生の書かれた記事を拝見し、ご縁があり、今回の講演が実現しました。


さて、「1t取り」がどれだけスゴイ事かと言いますと・・・!


農林水産省では平成28年産水稲の10a当たり平均収量について、

全国平均531kgと発表しています。


全国平均の約2倍です。


私も1t取りをした圃場を実際に見に行きました。

高校生たちが田植えから収穫までを手作業で行い、

収量調査に至っては100株を対象に行っており、

真剣に取り組んでいる、信頼できるデータである、と感じました。


竹元先生の講演では、収量を上げるお手伝いをしたのが

「ケイ酸」「鉄」であり、

その重要性について熱心にお話し下さいました。


また、「農力アップ」を施用して頂いた圃場の結果も分かりやすく紹介して下さいました。


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私も「水稲の土づくりポイント」について説明させて頂きました。


参加して頂いた愛知県内の農家さんからは、

「不安が少なくなった。」「質問ができて良かった。」

「農力アップへの理解が深まった。」という声を頂き、

有意義な時間をお過ごし頂けたようで、ホっと致しました。


またこのような機会を設ける事ができればと思います。

ご協力頂きました皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。

 

毎年各地にて開催されております、米・食味分析鑑定コンクール国際大会が

H28年12月5日に熊本県菊池市にて開催されました。

 

 

 

この大会で、かねてから当社肥料「農力アップ」を利用して下さっている、

今井登志雄さま(岐阜県下呂市)が金賞を受賞致しました。

 

 

今井さまは同大会にてH24年に金賞、H26年に特別優秀賞を受賞しており、

2度目の金賞を受賞されました。

 
 

今大会は応募総数が約5,600点となり、前回大会より約500点応募する方が増えました。

年々応募数が増え、それだけ最高位の「金賞」を取るのが難しい大会です。

 

 

4年ぶり二度目の金賞を受賞された今井さまのコメントを頂きましたので、紹介させて頂きます。

 

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今井 登志雄 さま

「4年振りの受賞であり、決して努力を怠らずにやってきたので、
前回大会以上に喜びもひとしおです。」

 

 

また、栽培別部門認定農業者では今井さんの弟子である河原一馬さんが

栽培別部門で金賞に選ばれ、ダブル受賞となりました。

 

 

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今井さんは、第2回飛騨の美味しいお米食味コンクールでも金賞を受賞されています。

写真左は、当社営業マンの前島です。

 

 

 

今井さんのお米は当社でも購入させて頂きましたが、大変好評でした。

 

 

金賞受賞、本当におめでとうございます。

 

 
 

第18回米・食味分析鑑定コンクール 入賞者リスト

http://www.syokumikanteisi.gr.jp/18-kekka.htm

 

 

 

 

こんにちは。営業の冨田です。

 

入社して1年弱の私ですが、実は最近自分でも驚くほど熱いんです。

 

 

ミネカルってなんだ???    から始まり・・・

 

 

畑作にはどうやら良い効果が...  そして・・・。

 

 

勉強していく中で、たどり着いた答えが!!!

 

多くの作物で、縁の下の力持ちとしての効果があることに、改めて気付きました。

 

川上物~1

上の写真は、「ハクサイ」産地での「ミネカル」施肥後の耕うん風景です。

土壌のpH矯正ミネラルの補給として今年から利用頂いてます。

 

この地域では、土づくりに対してもう一度土壌を作る意識が高いことを感じました。

 

ミネカルは「土づくり」肥料としてアブラナ科野菜をはじめ、

ネギ等にも使われ始めその効果が出てきています。

 

 

耕種的防除、ミネラル補給等、まずは「土づくり」を行い、平成29年も良い作物が出来ますように!