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東海地区でも残暑の影響で暑い日々が続いております。田んぼの稲も出穂を終え、刈取りシーズンに突入しております。

 

各地で田植えが始まる少し前のお話ですが、当社社員に負けないくらい土づくりに熱心な三重県内のJA職員様より、「米・食味コンクールで金賞を受賞された方にお会いして勉強したい!」との熱い想いを受け、金賞受賞歴のある岐阜県の農業法人様との情報交換会を行いました。

 

金賞米写真 金賞米加工②

 

 こちらの農業法人様では、農業を引き継いだ際に今までの固定概念にとらわれず、上手に栽培されている生産者様の栽培方法を参考にしたり独自で調査を行い、色々な肥料を試したりと創意工夫を繰り返し金賞米に辿り着いたとの事です。

 当社の農力アップを使用し始めてから金賞受賞にもつながったとうれしいお言葉もいただけました!

 

 当日は熱い質疑応答が行われ、実際に栽培圃場を見に行ったりと自分自身も大変勉強させていただき、非常に有意義な一日となり、JA職員様も大満足のご様子でした。

 

今後も情報交換会などを通じて様々な方々との意見交換を行い、土づくりと米づくりをより一層盛り上げていきたいと思います!

   今回、老朽化水田に対しての農力アップの必要性についてご紹介させていただきます。

 

  作土中に粘土が少ない水田で、水稲耕作を長年継続した結果、鉄などが著しく溶脱した土壌で老朽化が起こります。

  土壌中の活性鉄が欠乏した水田に土壌有機物や含硫酸根肥料を施用すると、硫化水素が発生し根をいためるために秋落ち現象を起します。

  主に酸性岩を母材として耕土が浅く、粗粒質で下層は透水性のよい砂質または礫質の土壌に多くみられます。

 老朽化水田(杉本課長補佐)

  

  一般の水田土壌では鉄の含量は比較的高いです。しかし長期の耕作により、作土中の鉄が下層に溶脱して少なくなります。

 

  老朽化水田の若返りのためには、鉄含有資材を施用することが必要です。

  水稲の根を防ぐためには、遊離酸化鉄として1.54%程度あるのが望ましいです。また地力増進指針では0.8%以上が基準となっています。

   硫化水素ガスなどによる根腐れが発生する水田には、鉄含有資材の活用をおすすめします。

 

  当社農力アップは、ケイ酸や鉄を含む土づくり肥料で水田の若返りにピッタリの肥料です。ぜひご検討ください。

 

 

田植えが始まり、今作の水稲向け土づくりとして農力アップをご利用頂いていることを厚く御礼申し上げます。

 

今回農力アップ施用と米食味との関連性についてご紹介させて頂きます。

 

農力アップはケイ酸や鉄、ミネラル、微量要素など様々な成分を含んだ、オールラウンド土づくり肥料です。施肥時期は秋の収穫後から春の代掻き2週間前までと、いつでも施肥できることが特徴です。

 

水稲に対する農力アップの働きとして、農力アップの主成分であるケイ酸を補給することで葉や茎が丈夫になり、倒伏軽減に寄与します。また、受光態勢が良くなることで光合成を促し、籾へ栄養(でんぷん)を送る機能が高まるため、乳白米の軽減や食味の向上などお米の品質向上が期待できます。

 

そして、お米の食味を最大限引き出すには、玄米中のたんぱく質含有量が少ないお米をつくることが重要です。中でもケイ酸を補給することで葉中のケイ酸含有量が高まると、相対的に米粒中のたんぱく質含有量が低下するという研究結果も出ております。

 

農力アップに含まれるケイ酸は、ケイ酸カルシウムという形態で存在しており、この形態はケイ酸が溶け出しやすく効きやすいのが特徴です。そのため、従来の当社ケイ酸資材と比較して施肥量が約1/21/3と省力型土づくり肥料となっております。

 

このように米食味向上のための一つの手段として、ケイ酸を多く含んだ農力アップの施用がおすすめです。

 

 長谷川STぶろぐ2

 

ただし、美味しいお米作りには土づくりだけではなく化成肥料の設計(特に窒素量および窒素の効かせ方)や水管理など、まめな生育管理が重要です。

 

今まで土づくり肥料をお使いにならなかった方も、従来のお米からさらに違いを出すポイントとして農力アップのような土づくり肥料を施用してみてはいかがでしょうか。

 

 

お近くのJAにて販売しておりますので是非ともお試しください!

 

 

 長谷川STぶろぐ

 

岐阜県を担当しています営業の前島です。

 

先月、農力アップの原料(ORPスラグ)の供給元である新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所に

 

今年で4年連続特Aをとられている飛騨地区管内の農家さん達が見学に来られました。

 

 

前島さんブログ

 

今回工場見学に来られた方々は各地の米・食味コンクールはもとより、

全国大会の米・食味コンクールでも過去に金賞及び優秀賞を受賞した優れた農家の皆様です。

 
また岐阜県でも農力アップのユーザーが少しずつ増加しており、今年は米・食味コンクールが高山で開催との事なので、農力アップを使用した方々の吉報に期待したいと思います。