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こんにちは。

東日本肥糧営業課の営業マンです。

 

先日子供たちのイベントで餅つきがありました。

職業柄なのか、このもち米はどこで取れたものか気になりましたが、

聞くわけにもいかず、まずはお餅がつきあがるのを待ちました。

 

つきあがるまでマメ知識

 

餅(もち米)とうるち米(白米)の違いってなんだろう??

 

ともに主成分はデンプン

 

簡単に言うと、このデンプンを構成するのは「アミロース」「アミロペクチンだそうです。

 

アミロース(硬さの成分)

◇アミロペクチン(粘りと柔らかさの成分)

 

◇もち米 ⇒ アミロペクチン(100%)

◇白米 ⇒ アミロペクチン(約80%)アミロース(約20%)

 

 

日本人は粘りのあるお米を好む為、アミロースが低いほど美味しいお米とされているようです。

小さい頃からの習慣なのか、私個人はアミロペクチン100%のお餅が好きです。

 

 

冨田係長①

 

 

冨田係長②

 

そろそろお餅がつきあがりましたので、食べてみます。

 

…食べる事に夢中で、つきあがったお餅を撮るのを忘れました…。

ちなみに味付けは(あんこ、きなこ、大根、醤油)の4種類で美味しく頂きました。

 

お盆が過ぎ、早いところでは待望の新米出荷が始まりました!

 

今の時期は生育調査も山場を迎え、最後の坪刈り調査に入っています。

 

愛知県内多くの試験圃場があり、農力アップの試験圃場の調査をしています。

 

 

山中さん①

 生育調査や坪刈り調査をしています。

山中さん②

稲を見る目は真剣です。

 

生育調査で大変なのは暑さです。

 

暑い時期に入ると人だけでなく、稲も夏バテのような症状が出ます。

 

お米の状態を見るためには実は収量だけでなく、葉を見る事も大事です。

 

根の活力が落ちた稲は、葉にゴマのような斑点、通称「ゴマ葉枯れ」のような状態が

 

みられる圃場もありました。

 

ゴマ葉枯れが出ている稲は、特に「鉄」や「マンガン」が欠乏している圃場に多く見られ注意が必要です。

 

 

 

山中さん③

 ゴマ葉枯れ

 

稲は、ケイ酸だけでなく「鉄」や「マンガン」も一緒に施用すると、根の活力が高まります。

 

当社「農力アップ」は、稲に必要な成分が豊富に入っており、バランス良く補給ができます。

 

ぜひ来年の稲作りのために、今年の秋からの土づくり一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

清掃

2017.07.20

 

最近各地では気温が上昇して暖かくなってきており、いよいよ本格的な夏に突入しようとしております。

 

当社肥料工場周辺では暑さに比例して周辺を囲む雑草が元気にたくましく成長してきており、草むらや冬から持ち越した枯葉、投棄された空き缶などのゴミが目立つようになりました。

 

そこで先日我々はCSR(企業の社会責任)の一貫として、自主的に工場周辺の清掃作業に取り組みました。

 

ブログ 本庄さん

 

2ブログ 本庄さん

3ブログ 本庄さん

 

暑い中熱中症に注意しつつ名古屋市より入手したボランティア袋を片手に道路や公園、川などはみんなの財産!と気持ちを一つに営業だけでなく製造、管理で力をあわせて清掃した結果、道路は本来の姿を取り戻しました。

 

ボランティア活動は会社の収益にはつながらない活動ではありますが、今後も定期的に街のクリーン活動などを通じて地域社会に貢献していきたいと思います。

 

 

営業マンの山中です。

平成29年1月20日、に当社にて土づくり勉強会を行いました。

今回の勉強会は、長野県須坂園芸・創成高等学校の教諭であります
竹元幸一先生の講演と当社の肥料工場見学が行われました。

 

無題

竹元先生の講演内容は、「水稲多収の取り組み」です。


~竹元幸一先生のプロフィール~


現職:長野県立須坂園芸・創成高等学校 教諭

経歴:山形大学大学院農学研究科を修了後、長野県立須坂園芸高等学校(非常勤講師)、

山形県立農業試験場庄内支場勤務(臨時任用)を経て、

平成19年より長野県立須坂園芸・創成高等学校教諭として現在に至る。




竹元先生は、高校生と共に平成21年から「水稲多収プロジェクト」を始め、

2年連続で10aあたり1tのお米を収穫しました。


その圃場を調べてみると、多収であった水田では「鉄」が豊富であったそうです。

私は竹元先生の書かれた記事を拝見し、ご縁があり、今回の講演が実現しました。


さて、「1t取り」がどれだけスゴイ事かと言いますと・・・!


農林水産省では平成28年産水稲の10a当たり平均収量について、

全国平均531kgと発表しています。


全国平均の約2倍です。


私も1t取りをした圃場を実際に見に行きました。

高校生たちが田植えから収穫までを手作業で行い、

収量調査に至っては100株を対象に行っており、

真剣に取り組んでいる、信頼できるデータである、と感じました。


竹元先生の講演では、収量を上げるお手伝いをしたのが

「ケイ酸」「鉄」であり、

その重要性について熱心にお話し下さいました。


また、「農力アップ」を施用して頂いた圃場の結果も分かりやすく紹介して下さいました。


DSCN2754

私も「水稲の土づくりポイント」について説明させて頂きました。


参加して頂いた愛知県内の農家さんからは、

「不安が少なくなった。」「質問ができて良かった。」

「農力アップへの理解が深まった。」という声を頂き、

有意義な時間をお過ごし頂けたようで、ホっと致しました。


またこのような機会を設ける事ができればと思います。

ご協力頂きました皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。